インクルーシブデザインワークショップが無事終了しました!
Saturday, November 22, 2008
先日19日、リクリと京都大学情報学研究科のインクルーシブデザインユニットとの共同主催で行ったイベント、「インクルーシブデザインワークショップ」が無事終了しました。
今回も快く会場を貸してくださった、デジタルハリウッド大阪校さんに感謝いたします。
インクルーシブ=巻き込む
インクルーシブデザインとは何か?ですが、詳しくはインクルーシブデザインユニットの概要ページを参考にしてもらうとして、簡単に言うと、普段の身の回りに存在するデザインされた物・事の対象として、あまり積極的に取り入れられない障害者や高齢者、幼児の意見をメインストリームにインクルーシブ=巻き込んでデザインすることです。
ユニバーサルデザインと一緒じゃないのか?って思ってたんですけど、ユニバーサルデザインは、ターゲットが誰かが明確でなくなり、具体的な解決が見つからなくなるとのことです。
ワークショップの流れ
ワークショップは、6~7人で作ったグループに分かれて作業します。それぞれにリードユーザとして障害をお持ちの方が入り、そして進行をつとめるファシリテータ、塩瀬先生の元で勉強をしてらっしゃる学生さんが入ります。
まずは、リードユーザさんにテーマに対しての質問をしていき、気になったことをどんどん付箋に書いていきます。
ある程度付箋がたまったら、アイデア出し。奇想天外でありえないと思えるアイデアでも、批判はしないことが大切とのことで、出て来たアイデアをイラストにしていきます。
次にイラストを基にプロトタイプを作成。プロトタイプは、できるだけ実物大で作成するのが大切だそうです。
そして最後に、プレゼンをするという流れです。
携帯電話をインクルーシブデザインする
今回はリクリとの共同主催ということで、webに近しい存在の携帯電話がテーマでした。
携帯のメニューやモバイルサイトをテーマにするのかな?と最初は思ったのですが、いきなりソフトの話をするよりも、まずは外側ということですね。
私のチームのリードユーザは、視覚障害をお持ちのS川さん[誰]。S川さんは普段から携帯電話をよく利用されていて、かつPCやwebなどにも詳しい、知識が豊富な方です。
目の前で初めて繰り出されるS川さんの携帯操作を目の当たりにして、我がチームは興味津々。
始めはどこに携帯を仕舞ってますか?という質問から始まったのですが、いつの間にやら、メールはどうやって?とかメニュー操作ってどうやってわかるの?…などなど、web人間らしくソフト面の話で盛り上がってしまい、脱線しまくり…。
残り時間あと10分で、ようやくプロトタイプ作りに入ったのでした…。
イヤフォン内蔵なら良音質でいいんじゃない!
「イヤフォンなら雑踏でも聞こえやすいけど、わざわざ付けるのが面倒くさい」という点をフィーチャーして、それに耳に近い二の腕なら着信音が聞き取りやすいという意見も混ぜて、二の腕常時装着型イヤフォン内蔵携帯というなかなか近未来的?!な携帯電話になりました!
- 他にも電波の本数は音声読み上げされない→バイブレーションで分かるようにしよう
- 機種が変わったらその都度操作を覚えないといけない→任意のソフトがインストールできてカスタマイズできる
- 短縮電話はあまり使わない→動作のショートカットボタンに変えよう
という感じで、ソフト面も充実しております。
プロトタイプでは伝わりづらいですけど。
あとは、順次プレゼンをしていき、時間もオーバーしていたのでお開きに。どのチームも若干かぶるアイデアはあっても、まるっきり一緒ということもなく、個性あふれる携帯電話が誕生したのでした。
って正直に言うと、自分のチームの準備をギリギリまでしてしまい、大まかには聞いていたのですが、ちゃんと他のチームの発表を聞けてませんでした。すみません><
やっぱり、ちゃんと時間通りにしないといけませんね…。
意識しないで会話できれば…
今回、初めて視覚障害の方とお話したり一緒に作業した感想は、目が見えないだけで何もかわらないんだなーと言う事でした。
まあ、当たり前じゃんと思うでしょうけど…。やはり実感しないとわからないものです。
ワークショップが始まる前に、塩瀬先生から「話に熱中するとコソアド言葉が多くなってしまうので、それだけは注意してください」と言われていたので、その点だけは注意して話していてもやっぱり、パーッ、ザーッなどの擬態語を使ってしまいました。難しい…。
でも!作業中、同じチームの西畑さんが、イヤフォンを耳に付ける動作と擬態語を使ったのですが、それまで一緒に会話をしていたことでS川さんにはちゃんと理解して頂けていたのが、一体感を感じれて嬉しかったです。
我がチームの学生さんK川さん[誰]と終了後お話したとき、どうやったら目の前のことを上手に伝えられるか意識してしまって上手に会話できなかったことを伝えたのですが、K川さんが意識してはいけない普通に喋りなさいっていつも言われるんですと仰っていたので、次回参加の際には上手に喋れたらいいな、と。
あと、他のチームの発表中もK川さんが、逐次他のプロトタイプの形状を言葉と携帯のモックをS川さんに持ってもらい説明していた姿が、印象深かったです。
自然とフォローできるってカッコいいですね。
次回は土日でwebサイト?
ワークショップというのは、自分から率先して動いてナンボなので、時間があっという間にすぎてしまい、もう終わっちゃった!もっとやりたい!という感覚でした。
今回は平日ということもあって、土日なら…という意見もあるとのことで…。なので、次回は土日にwebサイトのインクルーシブデザインワークショップができればいいなあ。頑張って協力していきますー。
ちゅーわけで、一仕事終えたので、のんきに渡米してきます。











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